雨仕舞い 製品調査のため 実験棟を持っている 屋根屋さん

今回は 業界でも珍しい 雨仕舞い専門 札幌の雨漏りのお助けマンの 実験棟の話
??? なんなの実験棟って 思われる方が多いですよね
男の子が 憧れる実験! 実験! 実験! なんかワクワクしませんか?

実験棟が作られるまで!!

自己紹介の時 東京の会社で いろんな実験 試験に携わっていたからなのか
自分で色々 勉強するため 長年の実際の暴露試験で得られる 商品の良さ
安心して ご提供できる確かな商品 の選定
それが知りたいためと言ったら
すごくカッコ良い

ふふふ 最初は そうではなかったんです
当社も ここの場所で すでに50年越え 今の会社の建物が 建築されたのは
私が高校生の頃 やや 35年前 新築の住宅で 10年 20年と経ったら
必ず リフォーム工事をやらないと 建物の外側は 太陽光 風雨雪にさらされて ボロボロになります
当社の外壁 屋根 共に そりゃ いつかはやらないといけません なるべきしてなったことなんです
そこからが 実験棟への道の 第一歩

『そうか 屋根 壁 自社でできるんだから 本州などや海外などで作られた 商品試すのには 最適やん』
てな具合で始まったのが 今の実験棟
最初は どうせ施工するなら 長持ちする商品選んで 施工したら
しばらく何もしなくて 良いんじゃない って
今もお付き合いがある建築会社の社長さんにオススメされて
まずはじめに施工したのが
当社の事務所は入っている 加工場 先代さんの住居付き
ここは 当時でもまだ 施工が少なかった 樹脂のサイディング施工
冬季間作業で 素材の伸び縮みを 一番寒い時と事務所で 温度上げて 一番伸びた時のデーター収集
これなら こう言った修めあるよねと言いながら 北海道の住宅にあった改修案を 独自で作った
その当時生まれて まもない
のちに 特許商材にもなる ” 通気水切り”  同時に施工
樹脂のサイディング共々 今でも 当社の壁についてますが 早10年越え
全く問題もなく 塗装すらしない商品 涙水(窓の横の黒い筋)もついていない 良いです

事務所棟 綺麗になったら 隣の作業場のボロボロさが目立ち
次の年に 実験棟の改修へと(確か春になって忙しくなって持ち越したはずだね
先ほどの 通気水切り 作ったのは良いが まだまだ 改良の余地はあるし
本当に しっかりした商品なのか 外れて お客様に迷惑かけないのか? 風で飛ばないのか?
お客様のところで 試験的に なーーんてできない性格(ビビりなんです
誰もやってない(自分開発だからそりゃそうだ
やってくれないのなら 自分でするしかないですからね
私のとって 最高な実験体 これを生かして
お客様には 当社で確認した しっかりとした 商品で施工するのが一番と考え
当社の実験棟での取り組みに発展してきたと思います
製品の良し悪しを確認する 耐久性があるのか 本当に 北海道で使える商品なのか
札幌という 雪国で しかも雪が積もった時は すごい量 寒いって言ったら すごい寒い
最近は 冬季間でも雨降る始末 凍結融解が一番激しいところが ここ札幌を含む道央圏
一件丸ごとそれができる楽しみ しかも どこでもすぐ取れて 入れ替えられる環境
屋根のスガモリ対策 6パターン ビスの見えない壁材のサンプル展示はもちろん
副資材の ルーフィング コーキング テープ 雪止め
さらには 遮熱材 換気部材 太陽光 太陽熱 に至るまで
様々な 商品を試す 暴露実験や データ収集に格好な場所に 進化しました

あらよあらよ 言ううちに 通気水切り(特許第4639316号)新たな商品で特許取得に至りました
(この商品開発には 北方建築総合研究所様 北海鋼機株式会社様の協力の元 出来上がりました)
商品開発までの道のりは すごく長くなるので またの機会に

小さな会社ですが いろんな方々の協力があっての会社
でも 商品開発や 共同実験 実データー取得など たくさんの面白いことがおきます
それを生かして
信頼できる良い商品 商材を お客さんの元に をもっとうに
雨漏りを一件でも無くす努力は惜しみませんよ
今年度も 新規実験始まりました

一件でも雨漏りしているお客様を助けて
笑顔で暮らしていただきたい そう思っている屋根屋さんの社長です
次回からは 屋根の症状の解説編かな??

またお付き合いしてください

樋口健人